山と川の自然に恵まれた、開園31年目の認可保育園です。今年の年長6人には自分に自信をもってほしいと願い、できるだけ様々な体験をすることや全員が達成感を味わうこと、また園全体でリズム遊びを学び直し、土台のリズム遊びを丁寧にしていくことを大切に保育してきました。子どもたちの姿勢や集中力が大きく伸び、卒園期の歌やリズム遊びでの凛とした姿に親も職員も感動しました。
この子は、おとなしい子でしたが、入園当初から水や土の遊びを繰り返し、3 〜 4歳ごろには泥山すべりを好むようになりました。年長期にはひと夏30~40回の川遊びなどで大胆に遊び、運動会では跳び箱の踏み板を遠く離して跳びました。卒園前の数週間は、寒風の中で仲間と共に粘り強く黙々と竹馬乗りに挑んでいました。
この絵は『黄金のかもしか』の絵本を読んでもらって、穴に落ちている虎の子たちを助ける心やさしい男の子に共感して描きました。