13年の無認可保育園時代を経て、2002年に認可保育園となり21年目で定員は60人です。
2022年度の年長は12人でした。
この子は生後5ヵ月で入園。友だちと遊ぶのが大好きで、いつも鬼ごっこなどの集団あそびを楽しんでいましたが、初めての事に興味はあるものの尻込みする姿が見られました。逆上がりもなかなかやろうとしなかったのですが、運動会の取り組みの中で仲間の姿をみて「絶対できるようになりたい!」と毎日挑戦し、ついにできるようになりました。それからは何事にも意欲的になり自信をつけていきました。
家族は年長の一年を保護者たちで支えたいとクラス委員を引き受け、親子リズムや川遊びなどの自然体験活動を企画し実行してくれました。家庭生活でも早寝、早起き、食事をしっかり食べること、テレビなどのメディアを無くした生活を心掛け、小さい頃から子どもが保育園でのびのびと遊べるように努力していました。年長の後半期には明日も元気に楽しく過ごせるように、夜の7時半には自ら布団に入り寝つくようになり、すっきりとした心と体で卒園期を迎えることができました。
『森は生きている』の観劇は新型コロナウイルス感染拡大のため、園として中止としましたが両親が本物を観せたいと、卒園式の一週間前に神奈川県まで行きました。
この絵は『森は生きている』を観た後、感動したことを思い出しながら集中して描き上げたものです。