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2002年 表紙
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2002年 表紙
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（上）６歳５ヵ月の男の子（６年２ヵ月保育） |
| この３人は、年長期には、もうひとりの男の子（その後１年就学猶予）とともに、４人の集団で生活しました。少人数での保育で子どもたちはお互いを知りつくし、「ぶつかり合ったり」「認め合ったり」の繰り返しでした。 『八郎』を描いた子。３人兄弟の第３子。好奇心が強く、遊びが上手な子です。茨城の中でたくさんの友だちを作り、自信を持てなかったこの子がゆっくりと育っていきました。２月末体調がすぐれなかったが「どうしてもスキーをしたい」とお泊り保育に参加。そり遊び、スキーを楽しみ元気に帰ってきた翌日に描いた絵。 『乗馬』を描いた子。３歳児の頃まで人前に出るのが苦手で、メソメソと泣くことが多かった。年長期の３月の交流合宿で「淋しい」と大泣きしたあと、「家に帰らないで泊まる」と自分で決め、内に秘めたたくましさを発揮するようになった。 『ドリトル先生』を描いた子。元気で活発でおしゃべりが大好きだけれども、自分の思いを話すのが苦手でした。この子には自分で考え決めることを大切にしてきました。 同じ敷地に併設されているあおいうみ学童クラブの子どもたち（１年〜６年生）は毎年年長の成長を自分の弟・妹のように気にかけてくれていました。そして年長はいつも学童の姿にあこがれています。 運営が困難な中で17年目を迎えた無認可保育園として、「どの子も育つ」保育環境をこれからも保障しつづけるために保育園・学童クラブ・OB会の親たちと職員が共に努力していきたいと思います。 |
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