2007年6月
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▲6歳10ヵ月の男の子(6年1ヵ月保育)なごみ保育園 |
平成9年4月に開園、在園児23名の無認可保育園です。住宅が密集して建ち並ぶ中民家で保育をしています。
「個々の子どもを大切に受けとめよう。存分に遊び、もりもり食べてぐっすり眠るという基本的な生活習慣を大切
にし、しっかりとした身体作りをしよう」と考えて保育に当たっています。園庭が狭いため、車で10分位の場所に
ある山の公園での散歩や遊びを日課としています。給食は手作りで野菜が豊富なバランスの良い献立を心がけてき
ました。 この子は9ヵ月で入園。3歳頃から年上の男の子達について遊ぶ事が多く、外遊びでは水や泥んこ遊びを楽しみ 、砂山の穴掘りも黙々と掘り進めたり、ザリガニ取りや虫取りと夢中で遊ぶ子でした。今年の年長児は3名、生ま れが一番早い事もありリーダーとしての意識は高く行動するものの、リズム遊びでは身体が硬く苦手意識がある様 で友達とふざけてしまう姿が見られました。 年長の1年はたくさんの経験をして欲しいとの保護者や職員の思いに、喜多方市にあるさくらっこ保育園と一緒 に磐梯山登山やスキー、デコ平散策や陶芸・乗馬とあらゆる年長行事に参加し子ども同士の関わりも深まりました 。 年長交流合宿では東北3県7園で4回の交流があり、リズム遊びでは100名近くが集まる中不安な様子ながらもた くさんの仲間と共にやりきりました。多くの保育者に励まされ認められた事は大きく、回を重ねる毎に表情も和ら いできました。園に戻ってからも上手になりたいと取り組む姿が見られ、苦手な事も出来るようになりたいと努力 し、友達の素敵な姿も認められるようになりました。交流保育を通し身体も心も大きく育った子どもです。 この絵は『ドリトル先生アフリカ行き』を描きました。 |