35周年となる2013年度は、主要な行事に「35周年を祝おう」という企画を加え、父母たちと学習会を開催したり、年間行事を楽しみ活力を得てきました。また「おやじの会｣が中心となって作ってくれた遊具も完成し、子どもたちは"砦"として楽しんでいます。この会は、園内の修繕作業や夕方の保育時間に紙芝居や読み聞かせもしてくれています。東日本大震災以来、園周辺の放射線量も測りながら、父母と共に考え子どもたちの保育環境を整えた日々でした。
　年長児は18人、保育園の行事にまつわる製作や畑仕事を楽しみ、茨城の年長交流リズムを重ねるごとに成長していきました。そして卒園期には、対等の関係も育ち仲間を認め合う集団となりました。
　この絵を描いた子は｢側転のひざが伸びてきたね！｣と、仲間のほんの少しの変化にも気づける心優しい子でした。またお話が大好きで、リズム遊び・絵を描く・雑巾縫いなど保育園の活動にも積極的に向かい、保育園生活を楽しく過ごしていました。
　この絵は『半日村』を読んでもらって感動し描いたものです。