創立45周年を迎えた保育園です。創立時より「子育てには父親の参加が大切」と父母会活動が盛んで"みんなでみんなの子を育てる保育"を支え続けてもらっています。
2013年度(平成25年)の年長は11人です。全家庭が「さくら・さくらんぼ保育」で年長を迎えるのは初めてでした。職員集団は「労働を楽しむ子、道具を使いこなす子、親も子も楽しかったといえる1年に」とテーマを持ち、保育活動を考えてきました。一つひとつの活動では、期待を膨らます・実際にやってみる・表現する(描画、造形、語る)を大事にし、こんなことやってみたいという子どもたちの気持ちを聞きながら、子どもの姿を親に丁寧に伝えてきました。最初は戸惑いもあった親も共に川遊びや海合宿、スキー合宿などの活動に参加し、子どもと同じように楽しむ中で保育の理解へとつながっていきました。
この子は動物が大好きで描くことも楽しんでいました。この絵は家で読んでもらったお話を描いたものです。この子の家庭は、1年を通しての年長の田んぼの活動(田植え、稲刈り、脱穀など)を全面的に支えてくれました。