認可になり9年目、定員35人の自然に囲まれた保育園です。
年長児は8人。幼い頃から泥と水に親しみ、起伏のある園庭を走り回り、散歩では草花・虫・蛙などに触れ四季を感じてきました。担任は、小さなことでも褒めることを大切にして信頼関係を深めていき、保護者にも丁寧に伝え、子どもの育ちを共感し合いました。子どもたちは認められることで自信をもち、その安心感からどんなことにも挑戦していきました。ワンフロアの園舎ですが、いつでも絵が描ける環境を作るようにしてきました。子どもたちは描くことが大好きになり、2歳児の頃から自分たちでテラスや園庭に机を出して描く場所を作るほどに逞しくなりました。
この子は1歳2カ月で入園。両親は、早寝早起きの生活リズムを大切にし、家庭にTVのない生活を送ってきました。年長になってからの課題には、自分の中にしっかりとした目標を持ち、こつこつと取り組む姿がみられました。
これは、お話『スーホの白い馬』の絵です。3月最後の松江地区合同リズムの時、モンゴルの方の馬頭琴の生演奏を聴いて感動し、翌日朝から夕方まで集中して描き上げました。