創立49年目を迎えた保育園です。創立時より「子育てには父親の参加が大切」と父母会活動が盛んで、「みんなでみんなの子を育てる」山中ふたばの保育を支え続けてもらっています。今年は同じ法人運営の学童が園の隣接地に土地を購入し、移転新築しました。0歳児から学童までの見通しをもった保育実践を心新たに始めていくところです。地域に開かれた子育ての場として、異年齢が交じり合って関係を深めていけることを楽しみにしています。
2017年度の年長は13人でした。道具を使ってのもの作りや伝承あそびを、年間通して楽しんできました。この子は、七夕の“天の川制作”の時に「最後まで細く切って長い天の川を作りたい!」と作り始めました。途中で切り落としてしまい悔し涙を流す場面もありましたが、諦めずに「もう1回作りたい!」と向かう姿に私たち職員も驚かされました。出来上がった時には、仲間も拍手を送り喜び合い、制作活動に取り組むクラスの子どもたちの姿が変わっていきました。この子の父親は父母の会会長で、また年長父親の中心となり、周りも巻き込んで保育を支えてくれました。
この絵は『ドリトル先生アフリカゆき』のお話を聞いた後、海賊船に追われているところをつばめの群れが助けに来てくれた事に感動して描きました。