1981年開園の認可保育園です。園舎は青森市中心部の住宅街にあるため“子どもたちを豊かな自然の中で育てたい”と願い、保育園バスで15分の所に園外施設「ひなたの森」を整備しました。その後、園舎老朽化のために改築し、2018年9月から新園舎で生活を始めています。
2019年度の年長は15人。早起き・早寝・朝ごはん、メディアのない生活を大切にし、移り変わる森の自然の中で、山菜採り、畑作り、プール、木登り、虫捕りを存分に楽しみました。
担任は、6月合宿での子ども一人ひとりの姿に自分の保育を振り返り、まずは自分も子どもと遊びを楽しむこと、先回りした声かけを減らし一緒に考え見守ることを大切にしました。保育を見直すことで子どもたちは、自信がなく何でも大人に聞く姿から自主的に生活していく姿になりました。
また、交流や合宿を重ねるごとに、自ら仲間関係を広げ「友だちが好き」「仲間がいるから楽しい」と集団の中で育ち合いました。
この子は生後3ヵ月で入園し何にでも意欲的な子でした。連続逆上がりが得意で、友だちから「鉄棒名人だね」「どうやるのか教えて」と聞かれると上手にコツを教えていました。
この絵は『黄金のかもしか』のお話で、かもしかの足もとに金貨がばらばらと出てきた場面を描いたものです。