2024年 4月

▲6歳3ヵ月の女の子(5年11ヵ月保育)
あゆみの森共同保育園
福岡県北九州市八幡西区鳴水町5−22
TEL:093−645−3264 園長 小林 幾世

 1965年創立。2017年に認可保育園になりました。自然豊かな竹林の山を園庭に、園舎から1歩出ると斜面だらけの坂道を毎日毎日ハイハイして、歩き回って、転げ回って、走り回って子どもたちは育っています。

 コロナ禍でも、11月のこばと保育園との年長交流合宿は、外あそびを中心にして竹林の山で行いました。皿倉山登山をして、下山後はあゆみに宿泊。翌日はデイキャンプやリズムあそびをしたり、薪集めに火おこし、豚汁や焼きそば作りを楽しんだり、のこぎりを使って竹のコップを作り、子どもたちはそれをお土産にして大喜びでした。2月は年長だけでなく学童も交流保育の中で、和ゴマ、ドッジボール、缶蹴り鬼ごっこをして遊びました。

 担任は年長を持つのが初めてで、針仕事や鯉のぼり作り、縄跳び編みや草木染等を子どもたちと同じ目線でこの1年を楽しみました。特に草木染では、年長組の親たちも休みの度に山を歩き、珍しいクサギの実を山のように集めたのです。白い布をきれいな青色に染め、担任も子どもたちも得意げに他のクラスに自慢したり、染めた布で世界にたった一つの道具袋を縫いました。

 職員集団は子どもたちの「いいとこ探し」をすることで、卒園期に悩んだ担任を支えました。そして、卒園式には子どもたちも担任も生き生きとした素敵な姿でした。

 この絵を描いた子は外あそびが大好きでした。あゆみの森の山頂の木に縄跳びをかけ、ぶら下がって遊ぶのが大好きで、この絵を楽しんで描きました。