54年目を迎える認可園です。創立時より「子育てには父親の参加が大切」と父母会が盛んで、みんなでみんなの子を育てる保育を支え続けてもらっています。園舎も築33年となり、古くなったテラス戸・トイレの大型修繕を行いました。
2022年度の年長は17人です。「仲間と笑い合い、知恵を出し合い生活をすること」「園のみんなのために働くこと」を大事に保育してきました。春は飯盒炊飯や鯉のぼり制作、夏は砂浜と岩場の2種類の海あそびや、夏まつりのあそびコーナー作りなど、様々な活動を通して仲間と共感し楽しみました。秋以降は、保護者の協力も得ながら、富山県のどんぐり山共同保育園と交流しました。3月の交流合宿では日帰り交流で作ったパーランクーを持ち寄り、関西の姉妹園から借りた『わらしべ王子』の原画をホール内に飾り、歌や沖縄の文化に触れながら3日間を過ごしました。2園の子どもたちが交じり合い相談し、共に生活を作っていく姿が見られ、交流を積み重ねてきた中で園の垣根を越えて、本当に仲良くなった最後の合宿でした。
この子は産休明けで入園。憧れの年長になり、どんな活動でも「やりたい!」と意欲的に楽しみ、夏まつりの盆ちょうちん作りをやり切った頃から描くことにも丁寧さが出てきました。
この絵は3月の合宿で描き始めて、仕上げた『わらしべ王子』の絵です。