2002年5月

▲6歳9ヵ月の男の子(6年7ヵ月保育)
こぶし共同保育所(北海道札幌市白石区北郷2363番2
TEL011−875−7167 園長 横内 真知子)
 開所7年目を迎えた無認可保育所。今年卒所した子どもたち6名のうち、4名が生後2ヵ月からこぶしで育ってきました。
年長期、北海道の自然の中でたっぷり遊び、仲間を求めて交流保育に出かけ、毎日を過ごしました。保育所が好き、友だちがたくさんほしいという、子どもの育つ姿に励まされながら、親と共に“どんな子に育てたいか、どうしてここで育てたいか”、そして、地域に根ざした保育所の役割とは何かを、何度も話し合いました。
 「つばめがはこんだ南のたね」のこの場面は、昨年助けたつばめが、様々な困難にも負けず、まじめに働く心やさしい家族に幸せのつまっている不思議なかぼちゃの種をはこんで戻ってきたところに感動し描きました。春をイメージした明るいこの絵に、私たちは皆元気づけられました。たった十数名の保育所ですが、子どもをしあわせにする、たくさんの種をまきたいと思います。