2004年3月

▲6歳1ヵ月の男の子(5年保育)
是川保育園(青森県八戸市是川2-15
0178-96-4082 園長 中村 洋子)

 「そりすべり合宿おもしろかったぁ、また行きたい。」雪の丘の山荘で、思いっきりそりすべりや山遊び。夜は雪灯篭の光でナイターそりすべりや、かまくらの中で幻想的な影絵ワヤンクリットを楽しんだ子どもたち。
 昨年の年長さんは八甲田親子登山・『森は生きている』観劇など行い、仲間と一緒に多くの感動の体験をしました、その陰にはそれぞれ大変な中、力をあわせバザーをする等の親たちの心強い協力がありました。
 わが園は開園30年の認可園、開園当初より多くの障害をもつ子が暮らしており、個々の保育に追われていました。そのため昨年は、4人の年長担任が常に一致した保育ができるように努力しました。その時、大きな力になったのは夏合宿や東北地域の交流保育での大人の“学び”でした。子どもへの姿勢や幼児期に生活や遊びの中で仲間と関わる力を育てる事が、どんなに大切かをあらためて気づかされました。
 この絵は“つばめが幸せの種を運ぶ”お話です。私たちはすべての子どもたちにつばめの種が運ばれる事を願ってやみません。