2005年11月
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▲6歳4ヵ月の男の子(6年保育) |
こぐま保育園は、創立31年目を迎えました。園児数は166名の大世帯になり“一人ひとりを見つめる保育”をうたいながら、一方では入園児の対応に追われる毎日でした。保護者会の活動も活発で、年2回のバザー(笹巻き作り、餅つきなど)は伝統となり祖父母にも協力してもらい、三世代交流になっています。また年々無気力な(遊ばない・食べれない・寝れない)子どもが増え、保護者と一緒に受けとめなくてはと思い、夜8時から定期的にクラス懇談会・学習会を開いています。時間帯が夜にもかかわらず、子どもは祖父母にあずけて、年長のクラス28人中ほとんどの親、また夫婦が参加しました。こぐま保育園の子どもたちは保護者の協力や地域の人たちに支えられながら育っています。 この子は3人兄妹の2番目、両親は懇談会、地域ぐるみ子育て講演会などにも積極的に参加し、そんな両親を中心に家族の愛情をしっかり受け、とてもやさしい子に育っています。初めての合宿では、不安になり涙も出ましたが、散歩や山登り、スキー合宿など様々な体験をすることで自信もつき、心身ともたくましく成長し、最後までやり抜く力も出来ました。この絵は、スキー合宿や卒園旅行を思いっきり楽しんだ後一気に描いた『たつの子太郎』の絵です。 |