そとの保育園は無認可30年、認可を受けて14年目になります。どの子にも“逞しく生きる力を”と取り組んできました。もっと子どもへの学びを深めたいと、全国保育実践交流連絡会に仲間入りして10年目になります。職員は様々な交流を通して学び、時には悩み、また喜びを共有してきました。
園は茨城県の中央部に位置し、すぐそばには園所有の“きらきらの森”と子どもたちが呼んでいる1800坪の竹林を開拓した森があります。森には沢があったり、季節が変わるごとに色々な木の実を収穫できたり、子どもたちの大好きな場所になっています。
このクラスは小さい頃からよく遊び、絵本も大好きで、色々な絵本を繰り返し読んでもらい、ごっこあそびをたくさんしてきました。大きくなるにつれて、絵本の世界をイメージしストーリーをつくって表現することがとても得意な子どもたちになりました。一人ひとりが仲間を思いやり、友だちが大好きなクラスでもありました。
この子は第二子で11ヵ月入園。一つひとつの課題に根気よく向き合い、運動会の跳び箱や逆上がりではできるようになるまで弱音も吐かずに取り組む強さがありました。
この絵は『森は生きている』の観劇の後に描いたものです。初めての和紙で、色を塗り上げるのに4日かかりましたが一度も集中が切れることなく描きました。