1987年、公立の保育所から民営化になり、35年目を迎えます。2016年には現在の場所へ移転改築し、90人だった定員も110人に増員しました。
周辺は宅地化が進んできましたが、まだ園の周りには田畑も多く、歩いて20分のところには神戸川土手があり、四季の自然に触れながら遊んだり土手滑りをしたりと子どもたちの散歩コースとなっています。また、地域の方との笹巻き作りや交流あそび、卒園生宅での芋掘りなどたくさんの方に見守られ支えられています。
年長児は19人。半数が1月以降の生まれでした。年長当初は、仲間と思い切り遊ぶことを大切にし、まずは散歩に出かけ自然の中でしっかり体を使うあそびを楽しみました。合同リズムや川でのキャンプなどたくさんの経験を積み重ねることで、卒園期には色々な課題にも自ら挑戦し、一人ひとりが仲間の中で力を出す事ができるようになっていきました。
この子は3人兄弟の第二子で、生後7ヵ月で入園しました。小さい頃から描くことが好きで、たくさん描きました。4歳の頃には楽しかったあそび・生活の体験、想像したことなど黙々と描き、時にはあふれるイメージを園庭の砂いっぱいに描くこともありました。その姿を見て、他の子どもたちも描くことを楽しむようになりました。
この絵は、3月に日御碕でたくさんのウミネコがえさをもらおうと近くに寄ってきたことに感動して描いたものです。