2011年、家庭的保育事業昼間里親として認定。2015年、小規模保育事業所(0〜2歳)として認可され、翌年には認可外保育園(3〜5歳)を開園しました。
保育園は京都市内中心部の住宅地にあり、園舎は民家を改装し道路を隔てた2軒です。園庭も園舎の横に50坪ほどの空き地を借りています。狭いですが、びわやイチジク、さくらんぼ、柿など、実のなる木も育ち季節を感じる遊び場になってきました。自然に恵まれた環境ではありませんが職員みんなで知恵を出し合い工夫し保育を行っています。職員が学び“子どもの最善の利益を求める”という意欲が保育を支え、一人ひとりが自立し学び考え合う職員集団になってきています。
2023年度年長は4人で、関西近畿地区の交流保育やくるみ共同保育園での合宿に4回参加し、普段とは違う広い空間と年長だけの時間を楽しみました。交流の中でたくさんの刺激をもらい、自ら挑戦することで集団も変わっていきました。話し合いができず自分の意見が言えなかったのが、合宿を重ねて今自分は何をしたいのか、仲間とどう頑張るのか、それぞれが考え4人で話し合い生活するようになりました。卒園期は、馬頭琴やフルートとピアノ演奏、『森は生きている』の歌とピアノと読み聞かせなどの、豊かな体験を通してお話の絵をたくさん描きました。
この絵は『黄金のかもしか』のお話を描いたものです。