1974年、岩手との県境に近いのどかな“縄文の里=是川”に、団地が作られた時に開設した51年目の認可保育園です。2024年4月より認定こども園へ移行しました。高齢化の進む近隣の住宅地の中には、園庭から毎朝、水や泥んこあそびを楽しむ元気な子どもたちの声が響いています。散歩先では、四季折々の山草や木の実採り、虫取りを楽しんでいます。農家が多く、親の協力を得ながら広い畑での野菜作りや、田んぼでの米作り体験をしています。
園では、親と共に子どもを育てる、生きる力・体と心の根っこを育てる、仲間と共に育ち合うことを大切にしています。障がいを持つ子も多く、2005年に児童デイサービス“アップル”を設立しました。交流園との学びや交流も、保育をすすめる大きな力となっています。
コロナ禍の3年間は日々の生活はもちろん、親の協力を得て行事や園外活動、交流や学習会を工夫しながら続けたり、被爆ピアノコンサートにも初めて取り組みました。2023年度の年長は、コロナが5類になり、合同リズムや海あそび、歩くスキー、他園の仲間との大人数での食事や風呂等、クラス10人だけでは味わえない体験ができました。小さい時からの毎日の積み重ねと年長期の様々な活動の中で、卒園期にはやりたいことがいっぱいで、保育最終日まで仲間との生活を楽しみました。
この絵を描いた子は、小さい時から絵本が大好きで、卒園期の語り聞かせも毎日朝から楽しみにしていました。
この絵は『黄金のかもしか』の一場面を描いたものです。