2002年3月
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▲6歳5ヵ月の女の子(3年保育) |
山と海にはさまれた細長い地形の日立市にわが園はあります。園庭は狭いがうら山があり、近くには川も流れ、春・秋・冬・は山登り、夏は川登りを楽しんでいる。父母会行事も活発で、秋の野山を歩く会、コンサート。また、職員参加の手づくりのつくしんぼ祭が毎年恒例になっている。 この子は3歳5ヵ月で入園。 部屋の中で絵本見たり、自分で創作したりすることが好きであったが、散歩に行ってはすぐ疲れてしまった。友だちとぶつかったりすると、そっぽをむいてヘソを曲げてしまうことも多かった。 年長の合宿保育を経て、自信をつけ、友だちの前でも堂々と自己を主張できるようになっていった。「山登りはキライ」と言っていたが、茨城の仲間との交流保育を重ねる中で山登りも好きになり、最後の公開保育ではすっかり仲良しになった他園の男の子と、満面の笑みでリズム遊びをした。そして自分が経験したことや読んでもらった本の世界を描き続けた。 この絵は春の野山で友だちとあそんでいるところを描いた。 |